連載中 恋愛
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# 恋愛
━━━━━━━━━思えばあの時だった。
邪神系彼女
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# 恋愛
玄関を開けると、目の前には美少女がいた。
言葉を付け加えるなら、文字通りこの世のものではない感じの美少女がいた。
見た目はとてもいい。アーモンド状の目とか、程よい高さの鼻とか、白過ぎずやけ過ぎない健康的な肌とか。
美少女って言ったんだから、当然だけど。
しかし、見た目だけだ。一般的な美少女は寝癖みたいな銀の髪がくねくね動かないし、照れ隠しで指を外さない。
最大の問題点は背後だ。
ハルと僕
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募集数 0/2
「ねぇこれ見て。かわいいよね。」
笑顔で僕の前に小さな花をみせる。僕も笑い返しながら花を受け取る。どこにでもある小さな花だがいつもと違って見えた。
「ハルは卒業したらどうするの。」
「え、私?私は進学するつもり。ケンは?」
「僕は、」
突然聞かれた言葉に驚いて一瞬答えられなかった。いや、答えをすぐに用意できていなかった。僕たちは数ヶ月後にはそれぞれ道を選んで卒業していく。もう決めていなきゃいけない。
「僕も進学する…かな…。」
答えは一応見つかったが僕の中では何かが残る。
「まぁ、焦らなくてもいいじゃん。」
ハルは突然優しい口調で言う。そんな言い方しないで。ハルが僕を置いていくみたいじゃん。
花火、お祭り、浴衣が恋しい
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募集停止中
あの日見た花火をまだ忘れてはいない。ついこの間のようで遠い夏の記憶。僕の夏は終わらない。
目覚ましに起こされて目を覚ます。僕はオオタ・パルクール・カケル。パルクールで食っていこうと思ってる。すごい簡単そう(小並感)。
機械人形の話
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ここではないどこか。
今ではないいつか。
荒廃した街がそこにはひろがっていた。
かつては空を切るほど高くそびえ建っていたであろうビルは、周辺の小さなビルやを潰して折れ、周囲に散乱した硝子が太陽の光を受け輝いている。
かつて小さな人間達がここで過ごしていたであろう公園は、鉄棒がさびつき、ブランコは鎖が切れて落ちている。
人間の気配は、感じることが出来ない。
遊ぶ人のいなくなったドールハウスのようだと、それは思った。
人形と家だけがあって、肝心の遊ぶ人間が居ないのだから。
崩れ朽ちた建物の周りに、鎖が切れたブランコにに、黒い花の塊がなければの話だか。
それは鎖の切れたブランコに、おそらく鎖が切れる前にブランコに乗っていたのであろう、他の者より小さな黒い花の塊の前に立つと、それは静かに祈りを捧げた。
風俗嬢に俺は本気で恋をした。
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池袋の薄汚い雑居ビルが立ち並ぶ中、今日も俺は財布と相談をしながらスマホでデリヘルサイトをスクロールしていた。
財布の中には15,000円。ここでデリヘルにお金を使えば月末までの10日間を3000円で過ごすことになる。
しかし、男は欲望に負けた。
「はい!いらっしゃーい!予約はされてますか?」
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「今だったらどの子でもいけますよー!どうしますか?」
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「裕太! 今日のデート楽しかったね!」
「そうだな。桃香!」
俺と桃香は、恋人同士だ。
「じゃーな!」
「ばいばい!」
俺は、別れを告げて帰ることにした。
桃香と別れてしばらくしたところで前から来ている車に気づかず。俺は、引かれてしまった。
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何で俺は、病院に居るのだろうか......。全く思い出せない。
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俺の名前は、佐藤学 俺は………頭が良い。
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そう、そんな俺だから分かることがある。
俺のクラスの綾瀬は、俺のことが好きだ。
春の夜の夢
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また会いましょう。そう言って別れた。
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私はアルメル、あなたの名前は?
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気になっている人がいる。
彼女の名前は「早坂 凪」、かなり美人である。
しかし、彼女が友達と話している様子を僕は見た
ことがない。
高校1年の9月、堅苦しかった入学時の雰囲気は、打ち解けた雰囲気へと変わり、以前にまして早坂さんを孤立させた。
早坂さんの名前は、男友達の間でネタとして上がる程度になっていた。
それなのに何故か僕は彼女に目を惹かれる。
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