夢のまた夢

戦い続けた人生に疲れた

本当は戦いたくないのに生きていくために仕方なかった

とりあえずその場しのぎで戦っていた

本来その場所で戦う力がないことも自分で知っている

それが知られると困るので力が露呈するまえに戦う場所を変えてごまかしてきた

そんなことを繰り返し生きてきた結果、どうしようもなくなった

気づいたらどうあがいても戦えない場所に立っている

逃げたところでこれ以外の生きる術も持っていない

もう終わりなのか。暗い靄が目の前を覆う

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