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言葉の瓶
言葉の瓶
# 純文学
yupipi
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早い者勝ち
「これは"言葉の瓶"というものだよ。この中に誰かに伝えたい言葉を入れて願ってみてごらん。誰かにきっと届くよ。」  母はそう言って私に瓶を渡す。片手に収まるほど小さな小瓶だ。 「こんなのに言葉なんて入れられるの。」 「私も昔はそう思っていたよ。でもね、違うの。言葉は"入れられるの"。伝えたいって強く願えば願うほど。」 「ふうん。」 私は嘘だと思いながら返事をする。家の窓から見える空の雲はゆっくりと動いている。 ぼんやり見つめているとなんだか不思議な気持ちになった。
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